子ども達が退園した午後６時３０分より、産業医科大学病院救急科救命医局の濱田千枝美先生と土田崇博先生による小児救命講習を行いました。

日々、細心の注意を払いながら、事故のないよう、ケガのないよう保育にあたっておりますが、それでも事故やケガが起きてしまうのが保育の現場です。

内閣府の集計では、令和２年度に全国の保育園・幼稚園で死亡事故が５件、骨折事故が１，６６０件発生しています。

これまで、当園では死亡事故や重傷事故等は発生しておりませんが、万が一の事故に備えて、プールが始まる前のこの時期に救命講習を行っております。

主な内容は、子どもが窒息状態となったことを想定しての異物除去訓練、救急要請をするシュミレーション訓練、救急車が到着するまでのＡＥＤを使っての心肺蘇生訓練、熱中症の注意点＆対応です。

今回はコロナ感染防止のためズームでの講習となりましたが、お二人の講習は実際の現場を想定してのシュミレーション訓練になるので、とても緊張感があり、大きな学びとなりました。